従来のライナ調整作業では、平ライナとテーパーライナ(勾配ライナ)の最適な組み合わせを探すのに時間がかかり、正確な調整には熟練工の腕が必要でした。薄いテーパーライナは曲がりやすく、ベース裏面に傷が付くこともあり、原則 3 枚以内とされる重ね枚数も超過しがちで、コスト・品質・工期のいずれにも影響していました。
どのような仕組みで解決しているのか
アンカ一体型ライナは、機器のベースを据え付ける際、ネジ機構によってライナー自体を回転させ、高さを調整する新型のライナーです。コンクリート基礎にあと施工アンカーとして固定するアンカー部分と、ライナー部分がネジ機構によって接続され、その部分を回転・上下させることによって、誰でも簡単に精密なレベルを出すことができます。従来の平ライナ+テーパーライナの積み重ねによる試行錯誤の工程をなくし、作業の簡便化、工程の短縮及び高精度の据付を実現できます。
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誰でも簡単かつスピーディにレベル調整が可能
平ライナ+テーパーライナを積み重ねていた従来工程に比べ、ライナー部分を回転させるだけなので、誰でも簡単に調整ができます。
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ネジ機構による据付精度の向上
ネジ機構による調整のため、回転の加減によって高精度の据付が可能です。
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熟練工が不要になる
平ライナ+テーパーライナを積み重ねる熟練工の腕は不要です。
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工程を大幅に短縮できる
2t クラスのエンジンの据付・芯出しに、従来約 4〜5 日かかっていたところ、約 2 日に短縮した実績があります。
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高精度の据付
1/80,000mm の高精度で据え付けた実績があります。
- 工法種別
- アンカ一体型ライナ工法(特許取得済)
- 製品ラインナップ
- S-0 / S-1〜S-4 (φ75×H35) / S-5〜S-7 (φ105×H25-35) / S-8・S-9 (φ120×H40) / S-10
- アンカーボルトサイズ
- M16 / M20 / M24 / M30 / M36
- 据付精度
- 1/1000mm 〜 5/100mm
- 専用接着剤
- EL-350(本体付属)
- 受圧部面圧
- 約 10 kgf/cm² 以下
- 用途
- 水平機器据付/ゲート・可動堰/ベアリング式据付
アンカーボルトとライナーが一体化した製品。施工現場での芯出し工程を簡略化します。